クラレオンビビティ(CLREON VIVITY)の世界初使用の施設に中原眼科が選出され使用開始が3月28日に決定致しました。全世界初の一番目のスタートとなります。一般的に流通するのはまだまだ先ですが、全国のエキスパートドクターの20施設が先行使用施設として登録されて同日に一斉に開始されます。
このレンズは以前のアクリソフという旧素材からクラレオン(CLAREON)の新素材にアップグレードされ炭酸ガスで放出するシステム(AutonoMe)では世界で日本が初となります。世界初といっても、中原眼科ホームページにも記載の通り新型のクラレオンの素材を従来より使用しているため、今まで通りの手術での提供が可能です。旧素材のビビティに関しては世界ではすでに使用され結果も良好なので安心です。選定療養でも、フェムトセカンドレーザー白内障手術で行うことも可能です。
世界初使用に先駆けて3月12日の日曜日に虎ノ門にて全国の先行使用である20施設のエキスパートドクターによる集会がありました。以下にご参考までに概要を少し記しておきます。
・様々な情報があるが3月28日以前は世界どの施設でも一切使用されていない
・ビビティはハロー・グレアなどの異常光視症がほとんどなく良好な視力が期待できる
・パンオプティクスやシナジーに比べると手元の視力は弱いので、完全にメガネを使用したくない方は従来通りこういったレンズの選択がよい
・ビビティは保険適応ではなく選定療養対象で、世界では焦点深度拡張型の認可を取得できている。現在保険適応のアイハンスとレンティスコンフォートは焦点深度拡張型の認可を取れていません。要するに保険はきかないがこれらのレンズに比べて、中間の視力(パソコンの距離である66センチ)が良好である
まだまだたくさんありますが、ご希望の方はお尋ねください。
日本のエキスパートドクターは手先が器用で技術が高い医師が多いです。この日本から世界初のレンズを発信できることを嬉しく思います。