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福岡で開催されました日本白内障屈折矯正手術学会で白内障やり直しについて講演してきました。
当院は日本で初の白内障やり直し外来を行っており、連日多くの患者さんが全国より来院されます。
基本的に一度白内障手術を行うとやり直しが困難といわれています。術後に不具合を訴えても解決されず泣き寝入りの状態になっている患者さんが全国には多く存在します。当院が白内障やり直し外来を始めてから3年、当時は1件もやり直しを行う病院はありませんでしたが、幸いなことに現在は全国にいくつか行うところが存在するようになりました。しかしながら、術後から少し時間の経過した症例などでは難しいということで行われない現状があります。当院はこの手術のパイオニアとして、より全国のこういった患者さんが救われるよう、技術を惜しみなく講演してきました。
手術は結果が良ければシンプルなことですが、結果が患者さんの思い通りではなかったときにどういった対応を取ることができるか、そこに医師としての大きな経験と技量が必要になると思います。患者さんには今一度、手術を受ける医師選びの重要さを認識いただければ幸いです。