白内障やり直し

Step1適応検査

まずは白内障やり直しの治療が適応できるかどうか、眼の状態を判断するための適応検査を行います。手術に適応するようであれば、次の行程である術前検査を行います。

Step2術前検査

手術が問題なく行えるかどうかを調べるため、手術前にいくつかの検査が必要になります。

眼内レンズと水晶体嚢の癒着の程度、以前の切開方法の判断、散瞳状況、後嚢の有無、連続円形前嚢切開のサイズや修正の必要性、挿入されている眼内レンズの製品名と度数、通常の眼科検査である視力、眼圧検査のほか、角膜内皮、血液検査を行います。

Step3手術日まで

基本的に患者様に行っていただくことはございません。状況によって、以前に白内障手術を受けられた医院に手術方法や眼内レンズの度数などをお問い合わせいただく場合がございます。事前に患者様ご自身でお分かりになる場合はお知らせいただければと思います。手術に関しては以前の手術からの日数が経過すると手術そのものが難しくなるので、可能な限り早期の手術を計画するようにしております。

Step4手術

受付を済ませた後は医師の診察を受けて頂き当日の状況を確認して、手術時間まで待機して頂きます。
入れ替えの手術やレンズ挿入手術の場合は点眼麻酔をした後、角膜を2.65mmほど切開しレンズの取り出す道をつくります。すでに挿入されているレンズを眼内で脱臼させ、小さく分割し摘出いたします。新しい眼内レンズを挿入し位置を調整し良ければ創を閉じて手術完了となります。 術後、30分ぐらい安静にして問題がないようであれば、ご帰宅となります。

Step5定期検診

手術後は、翌日、３日後、1週間後、1か月後と眼の状態に問題がないか検査するためにご来院いただく必要があります。その時には眼の状態だけでなく、見え方や患者さんの状態なども観察させていただき経過を判断します。
決められた来院日以外でも、何か気になることがありましたら、お気軽に担当医師までご相談ください。